2017 . 8 . 17

美容医療の神髄-歴史秘話第102話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その77”「地方都市20:美容外科医は辛いよ!」

しばらく番外編が続いていました。美容外科医は辛いよ!のキーワードは”整形ゴロ”の暗躍です。3年以上の年月がありますから、話題に欠きませんが、やばい話もあります。しかも当初から波乱含みです。 A美容外科グループには、大分院の他に浜松院と松本院と旭川院がありました。私が大分院を開設したのは医師歴16年次は平成14年、2002年でした。大分院は数十年来有名な美容外科医が持っていたものを私が行く前年に譲り受けたのですが、その件は以前に説明しました。松本も前年に開設したのですが、私は東京から行けるの隔月に一回ほど行きました。信州大学も訪問した話は長々と書きました。浜松院はA美容外科グループの本部事務所が岡崎市にあるために近くの中都市を狙って出したのと、開設者として皮膚科上がりの美容形成外科もどき
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2017 . 8 . 16

後天性眼瞼下垂で腱膜修復術をするなら、蒙古襞の拘縮も解除した方が機能と形態を満たします。

加齢による後天性眼瞼下垂症に対する手術は切開法が適応になる場合が多いのですが、第一に皮膚切除を要する場合が多いからですが、第二に重瞼の引き込みが弱くなってきた症例が多く、確実に重瞼を再建するべきであるからでもあります。第三に挙筋腱膜の状態を確認するべきだからでもあります。 そうした症例でも、もう一つ、やはり蒙古襞の拘縮が強く、眼瞼下垂症の発症に関与している場合が多くあります。いつも言うように、一重瞼では二重瞼に比べ蒙古襞の被さりと拘縮が強いために、重瞼術の際にZ-形成法による目頭切開で拘縮解除した方が、機能的にも形態的にも改善性が高いので、併施する様に奨めていますが、加齢性後天性眼瞼下垂症でも、併施する方が機能的に向上性が高い場合が多いのです。 今回はその典型例です。術前所見から
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2017 . 8 . 15

この時期、夏休みは切開法祭りです。画像提示は1週間目がポイント。

毎日の様に面白い手術をしています。眼瞼下垂手術&重瞼術切開法に蒙古襞の拘縮解除する目頭切開手術一辺4mm60度のZ-形成法の併施です。 症例は28歳、女性。先天性には奥二重で3年前埋没法を受けたが右側は約1年で浅くなった。LF11.5mmと軽度の先天性眼瞼下垂症sC.L.4年使用したためか後天性眼瞼下垂症も合併している。眼裂横径24mm、内眼角間35mm、角膜中心間55mmと蒙古襞の被さりが強く、拘縮も強い。 切開法で重瞼を定着させたいから受診。ラインは変えなくてよい。挙筋はLT法で強化できる。蒙古襞の拘縮のために吊り目状態で内側の白目が隠れているし黒目の上に掛っているのを解除しないと不自然な形態になるし、眼瞼下垂手術と重瞼術の効果を阻害するため、拘縮解除を目的としてZ-形成法に
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2017 . 8 . 14

後天性眼瞼下垂で腱膜修復術をするなら、蒙古襞の拘縮も解除した方が機能と形態を満たします。

加齢による後天性眼瞼下垂症に対する手術は切開法が適応になる場合が多いのですが、第一に皮膚切除を要する場合が多いからですが、第二に重瞼の引き込みが弱くなってきた症例が多く、確実に重瞼を再建するべきであるからでもあります。第三に挙筋腱膜の状態を確認するべきだからでもあります。 そうした症例でも、もう一つ、やはり蒙古襞の拘縮が強く、眼瞼下垂症の発症に関与している場合が多くあります。いつも言うように、一重瞼では二重瞼に比べ蒙古襞の被さりと拘縮が強いために、重瞼術の際にZ-形成法による目頭切開で拘縮解除した方が、機能的にも形態的にも改善性が高いので、併施する様に奨めていますが、加齢性後天性眼瞼下垂症でも、併施する方が機能的に向上性が高い場合が多いのです。 今回はその典型例です。術前所見から
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2017 . 8 . 12

4点セットを解消して目力アップした症例。術後3か月で完成!

症例は、典型的な一重瞼の先天性眼瞼下垂症。蒙古襞の拘縮も強く、Puffy eye で腫れぼったい。眼窩脂肪ヘルニアです。前頭筋が常時収縮して眉毛が挙がっていました。 まず下の術前の画像をご覧ください。キツい目元と感じます。何がそう感じさせるかと言うと、開瞼に際して前頭筋に力が入って眉が挙がるからです。開瞼に際して眉が挙がる運動は脳が指令しているのですが、自律神経系の一方である交感神経がコントロールしています。交感神経は興奮状態とか戦闘状態を司る神経系ですから、精神的にキツい状態の時に亢進します。だから眉が挙がっていると怒っている表情に見えます。ちなみに形態的にも蒙古襞の被さりは目を隠していて吊り目に見せる為、キツい感じを増長させています。まずは術前画像と術後3か月を比較してください。
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