黒目整形切開法の効用はこんなにいいんです。
症例は21歳、女性。先天性一重瞼。アイプチでは挙がらない。かといってPuffy eyeではない。眼裂横径23.5mmと小さく、角膜中心間距離が56mmと眼球は離れていないのに、内眼角間34mmと一重瞼としては正常範囲だが逆に蒙古襞が被さっている数字。蒙古襞は縦に突っ張る所謂吊り目を呈している。眼瞼挙筋筋力;Levator function は14mmと正常範囲で筋原性の先天性眼瞼下垂ではないが皮膚眼瞼下垂に為に上方視は不能。
今回はSOAPで説明しますと、まずSubject;主訴は眼瞼下垂の改善です。Object;他覚所見は診察して、上記の様な理学所見を得ます。患者さんから既往歴や社会歴や家族歴を聴取して上方を補完します。Assesme
▼続きを読む
当院の黒目整形は他院での手術後症例を改善できますが・・。1週間後の経過
他医での手術後の修正を求められる症例が引き続いています。これもむしろ逆に、ブログでの啓蒙広告活動が、功を奏している事と感じます。それだけ読者が増えたということでもあり、有り難い事です。1週間後の経過の画像を頂けましたので載せます。内容の一部は再掲です。後段に哲学的検討が加わります。
症例は20歳の女性。先天的には一重瞼で眼瞼下垂状態を認識していた。3年前に眼科医院で切開手術を受けているが、重瞼は外れた。下垂も残存しています。眼球位置は、角膜中心間距離60mmと平均値であるのに対して、内眼角間距離が39mmと離れている。眼裂横径も24mmと小さい。つまり蒙古襞が被さっているし、その結果突っ張り(拘縮)が強くいために開瞼を阻害している典型的な症例です。実は挙筋筋力(滑動距離)12mmと正常
▼続きを読む
▼続きを読む
黒目整形は内側が重要です。
黒目整形は切開法も非切開法も含みます。どちらも、眼瞼挙筋の強化を目的としますが、挙筋の強化法には二種類あります。先天性眼瞼下垂症に対しては皮膚側から切開して挙筋腱膜の直接の短縮を要します。後天性腱膜性眼瞼下垂症に対しては眼瞼結膜側から結膜とミューラー筋および腱膜を縛る方法で腱膜と瞼板の連続性を再建する方法で可能で、二つの方法を使い分けています。いずれにしても機能的改善を求めるのですが、形態的(美容的)観点が欠けると、なんかきれいでないだけでなく、機能的改善も不充分な証拠になるという事になります。今回は他院で切開法で眼瞼下垂手術を受けた症例ですが、なんか形態的には不満足で、機能的改善も不充分な症例です。これ以上の改善を図る為には当院の形成外科・美容外科の最高レベルの治療が求められた訳です。
▼続きを読む
▼続きを読む
当院の黒目整形は他院での手術後症例を改善できます。
他医での手術後の修正を求められる症例が引き続いています。これもむしろ逆に、ブログでの啓蒙広告活動が、功を奏している事と感じます。それだけ読者が増えたということでもあり、有り難い事ですが、施術者としては難しい症例が増えて来て、プレッシャーが掛かります。でもそれは私にやる気を出させて、良好な結果が出ればやりがいを感じさせます。その結果今回の症例は丁度いい経過を提示できそうです。
症例は20歳の女性。先天的には一重瞼で眼瞼下垂状態を認識していた。3年前に眼科医院で切開手術を受けているが、重瞼は外れた。見ての通り下垂も残存しています。眼球位置は、角膜中心間距離60mmと平均値であるのに対して、内眼角間距離が39mmと離れている。眼裂横径も24mmと小さいつまり、蒙古襞が被さっているし、その結果
▼続きを読む
▼続きを読む
美容医療の神髄-歴史秘話第76話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その52”「相模原市から隣の大和市へ編6:美容外科・形成外科学」
気が付いたら、14〜15年次の大和徳洲会病院への出向時の様々な経験談を思い出していました。今から15年前のことですがそれだけ印象に残っているのでしょう。対して病院以外の話題は時系列がはっきりしない事もありますから、思い出し中です。折角ですから続けます。でもこれではなかなか進まないので、医療経験談は一部短縮して記載していきます。
d;胸部外科の尻拭いのため手術を手伝いました。何の手術だかはよく覚えていませんが、胸骨正中切開法での手術はもっともオーソドックスな心臓外科手術のアプローチ法です。どちらにしても心臓はちゃんと動かしていないと生きられない臓器ですから、危急の手術だったのでしょう。心臓手術の経過は良好でも、アプローチ部が治らないと帰れません。つまり社会復帰できないのです。稀に、医師に
▼続きを読む
▼続きを読む