3年前埋没。徐々に緩んだ。LF12 横径25mmと小さい。何はともあれ画像をご覧下さい。
上は術前と術直後の両側眼瞼部。
上は術前と術直後の左眼瞼部近接像。今回画像上よく撮れた方を提示します。
本症例は、一重まぶたで、眼瞼横径が大きく無く、開瞼が不足という典型的な症例で、 埋没法の重瞼術を受けたが戻ったし、重瞼線が7㎜と眼裂横径の割にまた開瞼不良の割に広い。
でも、日常これで来ていたし、重瞼線は変えたく無い。そうなれば、開瞼を向上して狭く見せる。クッキリさせるしかないので、黒目整形=切らない眼瞼下垂手術=NILT法の出番です。
この手術は、目を開く為にある上眼瞼挙筋を、眼瞼結膜側からいとで縫縮して、今までと同じ収縮力でも眼瞼が
▼続きを読む
美容医療の神髄-歴史秘話第63話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その39”「相模原編5:美容外科学」
さて、研究に頭を使うのは論文検索と仮説までで、シナリオにのって手を動かしていくのに時間を取られる訳です。それだけでなく、その後は論文を書くのには頭と手を使います。しかも英語で投稿するのですから、口も使います。英語は読んでみなければ理解できないからです。
今回の研究は、解剖学教室とのコラボレーションです。場所と器材と試薬は形態系という部屋を間借りします。あくまでも大学研究棟の中の一部屋ですが、解剖学教室の技術者の手を借りなければなりませんから、解剖学教授に依頼しなければなりません。献体も解剖学の卒前教育のための一部をもらうのですから解剖学主宰者である教授の許可が必要です。そうでなければ死体損壊罪です。
具体的に手順を説明します。つまり論文における方法の項目です。その前にもう一度、研
▼続きを読む
▼続きを読む
切らない眼瞼下垂手術=黒目整形=NILT法はちゃんと締めましょうよ!の1週間後
切らない眼瞼下垂手術=黒目整形=NILT法は私達にとっては定番の手術です。確かに結果がいい。なのに、他院で受けて「効いて無ーい!」と訴えて来院される患者さんが増えました。患者さんは調べて、さすがに本家の当院を知る機会があるようです。
症例は51歳、女性。これまでいくつかの美容外科医院で治療を受けています。今回の診断は見ての通りです。内側の瞼縁が挙がっていない吊り目型。二重を拡げたいが余計に吊り目になるし、眠そうになる。二重を拡げたい希望には黒目整形が必須といえる。前頭筋収縮が顕著で、特に外側の眉が挙がっている。どうにか開いて若返りを図ろうということになりました。
手術は、内側のNILT法で、瞼縁を挙げて、重瞼も広げる。右側の重瞼も広げる予定としました。ところが右は内側と外側だけだ
▼続きを読む
▼続きを読む
片側の切開法眼瞼下垂手術=黒目整形を希望された。蒙古襞の拘縮が目立つからいつものやつ。当然両側したくなります。
今回術後1週間で抜糸しました。経過が早いですね。実は術直後の48時間にいろいろと気を付けられたそうです。
一部の説明は前回のコピペをお許しください。症例は42歳、女性。先天的には一重まぶた。20年前に埋没法で重瞼術を受けている。その後の経年変化で、眼瞼下垂症状を呈してきて、くぼみ目、重瞼線の多様化を来たした。合併症とLF11.5mmで先天性が否定的であることから、後天性腱膜性下垂と考えられる。
ただし眼裂横径23mm/内眼角間34mm/角膜中心間58mmと、眼球が離れていなくて顔幅も小さいのに、(計り忘れました。画像も提示できないのが残念です。)横径が小さく、蒙古襞の被さりが大きい。画像を見ても判る様に拘縮も強く、眼裂内側方面の瞼縁も皮膚も挙がらない原因になっている。
初診時に眼
▼続きを読む
▼続きを読む
切らない鼻翼縮小術はサイズが決めてですが、手術法の適応も大事です。
あぐら鼻の修正は、縮小に限ります。切除ではなく縮小が適応の症例がほとんどです。今回は術後2週間の経過画像をご紹介します。記載内容の一部は前回のコピペになっていますが、適応について記載を追加します。
症例は46歳、女性。今回の画像提示は部分に限りますが、実は美しい顔立ち(輪郭と目、口元)の患者さん。鼻だけ残念なので治す価値が高いと考えられ、私が依頼をされ請け負いました。このブログを見て参考にされたそうです。加齢と共に鼻が広がって来たようで、実際の最大幅のサイズは36㎜です。
上画像が術前。正面と下から。
上画像は予定通り31㎜まで締めました。糸が掛かっている両側2点がまだ赤く見えます。これでは赤点ですが、翌日には目立たなくなります。掛ける位置はやや下部としてあぐらを改善す
▼続きを読む
▼続きを読む