北里大学形成外科・美容外科医局に入局して13年次は一つのターニングポイントになりました。大学病院に於いては、職位により給料が決まるだけでなく、出向しても一度貰った肩書きは非常勤として使用出来ます。その代わり、職位ごとに定年があり、入職後何年次までしか大学病院には居られないことになります。初年時から、2年次までは前期研修医。その後6年次までが後期研修医です。その後は出向しても非常勤助手・研究員で、13年次が定年です。逆に言えば13年次までしか大学での研究員での奉職は出来ません。その後は出向して、大学での職位は非常勤講師になります。私は13年次でやっと研究の機会を得て、博士論文を書けて、審査を待つことになりました。
したがって14年次は大学や大学病院では働けません。出向するか大学医局を辞め
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イケメンはやりがいがある。!1週間で完成とはなりませんが。
イケメンをよりカッコよく、男前をアップする美容医療は私の得意な分野です。とにかくイケメン作りは楽しいです。
今回の症例はイケメンですが、美容マニアです。ごらんになってお判りになれますか?。とにかくよくできています。ところが、細部に問題点があります。今回患者さんが訴える三点は私も理解できました。
症例は22歳、男性。これまでに鼻柱延長術と鼻翼縮小術を受けている。効果は得られているが、バランスが取れていない点があるということで来院されました。問題点を挙げます。
1、鼻柱延長術の際に鼻尖に耳介軟骨移植を受けているが、鼻尖の高さが足りない。側面像や斜位像を見れば、鼻尖が下がっているのが見える。いわゆる鳥のくちばし状と形容される変形。鼻尖を高く、鼻稜の延長に持っていきたい。
2、鼻
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美容医療の神髄-歴史秘話第66話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その42”「相模原編8:美容外科学」
それでは、13年目の北里大学形成外科・美容外科医局で、研究員としての博士論文に沿った記憶を掘り起こしてきましたが、今回やっと研究結果と結論を画像で説明したいと思います。
まず結果;Resultですが、光学顕微鏡;Light Microscopic Findingsと走査式電子顕微鏡の項目がありますが、光学顕微鏡では言い訳がましい記載になっています。要訳します。*コラーゲン繊維はファンギーソン染色出よく描出でき、瞼板の前面に沿う眼瞼挙筋腱膜から眼輪筋方向に前方に枝分かれしている。コラーゲン繊維は眼輪筋の筋体を貫いていく。しかし、薄切であり像は細切れであるので、我々はコラーゲン繊維が本当に連続性に走行しているか否かを判断できません。
だから、走査電子顕微鏡での観察が有意なのです。また
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二重瞼にするなら、黒目整形=切らない眼瞼下垂手術:NILT法が最適です。
NILT法=切らない眼瞼下垂症手術は素敵な結果をもたらします。私は常々一重瞼者は先天性皮膚性眼瞼下垂症であるから、重瞼術を受けるべきだと言ってきました。切っても切らなくても、どちらにしても黒目整形と呼びましょう。最近私は、切開法眼瞼下垂手術+重瞼術に蒙古襞解除術を併施する症例ばかりしている様に見えるかも知れません。ブログに載せる症例が多いだけです。実際には切らない眼瞼下垂手術:切開法眼瞼下垂手術=3:7くらいです。どちらもしっかり挙げます。
本症例は切らない手術で眼瞼下垂手術に重瞼術を加えるNILT法です。1週間で撮影にいらっしゃいました。メイクもしてくださいました。とっても綺麗な目元でしょう。くっきり二重でパッチリお目目にできました。上画像が両眼の画像です。下は近接画像です。14mm
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とにかく美男子作りは楽しい!
予めお断りしておきますが、私は男色の傾向はありません。でも美男子(普通はイケメンと呼ぶ)は好きです。少なくとも、美男子をより美的に、より男前にアップする美容医療は私の得意な分野です。アッいけねえ!こんなこと書いたら男性患者が殺到して手に負えなくなってしまったらどうしよう?。とにかくイケメン作りは楽しいです。
今回の症例はイケメンですが、美容マニアです。ごらんになってお判りになれますか?。とにかくよくできています。ところが、細部の一部に問題点があります。今回患者さんが気にしている二点は私も理解できました。さらにもう一点口角も治したいそうです。後段に拡大像で載せます。
症例は22歳、男性。これまでに鼻柱延長術と鼻翼縮小術を受けている。効果は得られているが、バランスが取れていない点があ
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