思い起こせば、12年の形成外科診療の経験は私にとって為になり、しかも面白かったとしかいいようがありません。でもそれにかまけて、医学研究者としてのデュティーを怠って来ました。13年目に研究員になり、研究に専念しようとしたのですが、いざとなると何から始めていいか解からず、右往左往しました。実質的に、医療の一部としての研究に初めて専念することは、医師としての守備範囲が増えることです。一段ステップアップする機会です。
眼瞼のテーマは私のライフワークです。昭和36年に開設した銀座美容外科医院に於いては、父は切開法重瞼術の名人と呼ばれて来ました。医師になって直ぐから、私もその称号を継いでいきたいなと思うようになりました。
北里大学形成外科医局に在籍して、大学や出向病院で診療していても、私は眼
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生涯一美容外科医が天命の切開法に眼頭切開=蒙古襞の拘縮解除術に邁進しています。今回は脂肪処理についても説明します。
いつものやつ、切開法による眼瞼下垂症手術とZ−形成法による目頭の蒙古襞拘縮解除術を併施しています。ご覧の通り、Puffy eye ですから、どうやって処理するかも加わります。とにかく開瞼を向上させることが求められます。
一重瞼による皮膚性眼瞼下垂症が主体です。厚ぼったいのは皮膚眼輪筋では無く、眼前に被さっているからです。横径は小さく、蒙古襞も被さり、目頭から斜め上に突っ張っています。さて脂肪ですが、二種類あります。皮下の脂肪はありません。眼輪筋下の脂肪をSOOFといいます。厚い人(約5㎜)から薄い人(筋膜上の繊維だけ)まで個体差は大きいです。少なくとも手術時には眼輪筋と一緒に切除します。眼窩脂肪は眼球を包んでいる脂肪です。上眼瞼まではみ出しているのですが、二重まぶた者では、重瞼線にあ
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切らない鼻翼縮小術はサイズが決めてですが、形も大事です。
あぐらかいた様な形の鼻翼は野暮ったいですよね。サイズがどうあれ、小さくしたいものです。
症例は46歳、女性。今回の画像提示は部分に限りますが、実は美しい顔立ち(輪郭と目、口元)の患者さん。鼻だけ残念なので治す価値が高いと考えられ、私が依頼をされ請け負いました。このブログを見て参考にされたそうです。加齢と共に鼻が広がって来たようで、実際の最大幅のサイズは36㎜です。
上画像が術前。正面と下から。
上画像は予定通り31㎜まで締めました。糸が掛かっている両側2点がまだ赤く見えます。これでは赤点ですが、翌日には目立たなくなります。掛ける位置はやや下部としてあぐらを改善するデザインです。結構位置が重要なのです。患者さんにも念を押されました。私はむしろ、さすがあ〜よく研
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JAASを離れて、切開法眼瞼下垂手術と重瞼術+目頭切開=蒙古襞の拘縮解除が評判です。
JAASの症例の患者さんが一週間で罰しに来院されました。
画像を見て行きましょう。
まずは術前と術直後の画像を提示します。
今回は翌日と翌々日までの経過写真を戴きました。
本症例の術前画像をご覧いただくと、挙筋滑動力は正常だが、若干の開瞼不良が診られ(MRD2.5㎜)左右差もある。その結果として重瞼にも左右差が見られ、眉が挙がっている。蒙古襞の突っ張りの為に目頭から上眼瞼内側の瞼縁が引き下げられていて、皮膚も引き下げられている為に末広型の二重で結果として吊り目が見える。
この状態に対しては、いつものやつ=眼瞼下垂手術切開法に重瞼固定を加えます。挙筋は内側をLT法で引き締め、外側はMT法でも銃剣固定が出来ることをお示ししました。目頭の蒙古襞による拘
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JAASが盛況でした。術中画像も提示します。
JAASのライブサージェリー中に写真を沢山撮ってもらったので、提示してみます。この回は主に私の手術時の画像です。こんなシーンを一般の人が目にする機会はまず無いでしょう。これも、「包み隠さずお見せする。」モットーの下に選び抜いてみました。
なお、局麻手術ですから患者さんは意識があります。ですから下手なことは言えませんから、真剣です。そして、これがもし動画なら、私達や患者さんや見学者の声も聴こえますし、器具の音もします。リアル過ぎるかも知れませんが、次の機会には提示したいと思います。
下の画像は会議場に集まったJAAS会員の面々です。誰が居るかは判りませんがプライバシーは守られるでしょう。念のため申し上げますが、この研究会は二つの日本美容外科学会JSAPSとJSASとは別の任意法人で
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