2015 . 9 . 8

子供っぽい目元を大人っぽい眼に。黒目整形=眼瞼下垂手術埋没法と、目頭切開Z-形成術法=蒙古襞の拘縮解除術:3週間でいい形。

このところ続いた症例提示お中でもドラスティクに変えたい患者さんですが、3週間の経過で形態と機能が見えてきました。 術前 術直後 3週間後:形態的には完成に近いのですが、機能的には不明です。診察時は普通の感じだったのですが、撮影時には何故か力が入ってしまい、左目が開きすぎ、右前頭筋が収縮しているために吊り目になっています。 なるほど、形態(見た目、美容)と機能(動き方、開瞼)の観点を皆さんにお示ししたかったのですが、解りにくいかと思いました。 この場でお示ししてきたのは静止画像です。still:スティール写真といいます。科学的には、静的形態:static view といいます。これに対して動的形態:Dynamic view は動画でなければ解りませんし、そ
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2015 . 9 . 4

ほくろ=母斑を取るのでも、形成外科・美容外科の技術は格別です。

このところ、美容整形屋と形成外科・美容外科の相違、問題意識を提起してきました。 美容医療は、形態と機能をバランスよく治す医療です。形成外科は病気を形態的な損失を最小限にしながら治す科目で、ほくろや生まれつきのあざは母斑といって、良性腫瘍であり、悪性との鑑別が求められるから、保険診療が適応になります。美容外科は形態の改善を目的とする科目ですが、機能的損失を最小限にしなければなりませんから、形成外科と表裏になります。 つまり、美容医療の一方である美容外科を診療する者は、もう一方の形成外科の診療も出来る者でなければならないのです。形成外科と美容外科は美容医療の両輪といわれる所以です。 振り返ってみれば、美容整形という科目?が昭和53年までありました。父が始めた昭和36年頃はそうで
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2015 . 9 . 3

お勉強に励んでいます。−医者は一生勉強です。−Ⅷ

前回のお勉強は、私が何年もかけてお勉強して、研究した結果ができあがったオリジナルのIFの高い論文=医学博士主論文ですが、私は医師として美容医学(=形成外科・美容外科)に携わり、長年解明したく、精密な説を立てたかったので選んだテーマです。この論文をもって、私は美容医学博士と自称します。 今回画像を取り込めたので、前回の日本語抄訳に張り付けて説明します。英語文は必要部位だけにして、主に図の説明文を訳します。 Scanning Electron Microscopic Study on Double and Single Eyelids in Orientals アジア人の二重まぶたと一重まぶたの走査式電子顕微鏡での研究;オリエンタルズを東アジア人と訳します。 Kazuhi
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2015 . 9 . 1

お勉強に励んでいます。−医者は一生勉強です。−Ⅶ

このたびFull textで論文が手に入れられる様になったので、私の医学博士論文を提示し、説明させて頂きます。実は論文は手元にコピーは持っているのですが、頻繁に読む機会があるのではないので、久し振りに全文を読み返してみるのは、楽しみでもあります。 今回は各項目ごとに要訳を添えます。 Scanning Electron Microscopic Study on Double and Single Eyelids in Orientals アジア人の二重まぶたと一重まぶたの走査式電子顕微鏡での研究;オリエンタルズを東アジア人と訳します。東洋人の蔑視語です。 Kazuhiko Morikawa, M.D., Hiroshi Yamamoto, M.D., Eiju Uchi
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2015 . 8 . 26

加齢性のまぶたのたるみはもったいない。黒目整形で治して、明るい毎日!:1週間でなんかいい感じ!

先週NILT法で若返りを図った症例患者さんです。1週間後でいい感じが見られます。 術前 術直後 1週間 症例は53歳、女性。生来二重まぶたで。目がパッチリしていた。加齢に伴い皮膚が弛緩伸展し重瞼が狭くなってきただけでなく、開瞼も落ちてきた。肩こりや頭痛も伴ってきた。挙筋筋力(=眼瞼滑動距離)は13mmと正常であり、先天性眼瞼下垂ではない。コンタクトレンズ装用歴はないが、慢性的な物理的外力による後天性腱膜性眼瞼下垂と考えられる。もちろんフェニレフリンテストではよく反応する。 皮膚性の要素は伸展した分を除去するほうが理に適っているのですが、今回のケースは重瞼を上げることで機能的には、充足できるとの診断となりました。 今回の症例は、大きな変化をしていませんが、よーく見て下さい。術
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