2015 . 8 . 12

眼瞼形成術の切開法は、美容形成外科専門医で受けましょう!。1週間で早くもこんなにいい形態と機能が得られます。

眼瞼下垂および重権術の切開法は私達美容形成外科医の主戦場です。 症例;30歳女性 ソフトコンタクトレンズ装用歴7年 眼裂横径27㎜/内眼角間距離35㎜と小さい方ではない。挙筋筋力は14㎜と正常。 今回の症例患者さんは医療関係者で、手術をよく見るが、いい結果と持続性を求めて、切開法を希望されて来院されました。1週間は休めるのでダウンタイムは困らないそうです。フェニレフリンテストでよく開く=腱膜性の眼瞼下垂がある。その上でシミュレーションして重瞼線は7㎜に設定しました。上右図の様に前頭筋を収縮する(眉毛を挙げて開瞼を補助している)ため、皮膚眼輪筋を3.5㎜切除する事になりました。 上図の術直前と術直後では参考にならないかも知れません。しっかり開いて、重瞼をしっかり止めて
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2015 . 8 . 12

黒目をもっと出したい!まぶたのカーブを綺麗に!の1か月

1ヶ月前の症例;黒目整形=切らない眼瞼下垂手術;NILT法とZ−形成法による目頭(蒙古襞)拘縮解除術=当院の目頭切開手術の経過です。 まず術前 術直後 一週間後 そして、2週間後の第一眼位と第二眼位(上方視) 2週間の経過を見て来たら、徐々に和らいでいます。術前の開瞼の弱さでは、精気がなく眠そうな雰囲気がします。3回目なので、気合いを入れてもらうように頼まれました。また、目頭部の蒙古襞の被さりと突っ張りが、開瞼を阻害しているのは明らかですから、これを同時に改良すれば、より強い開瞼が得られるとの期待がありました。 結果として、気合いを入れすぎたため、術直後は睨んでいる様な開瞼が得られ過ぎ、目頭も尖った感じの開きになっていました。2週間後の経過撮影では
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2015 . 8 . 11

加齢性のまぶたのたるみはもったいない。黒目整形で治して、明るい毎日!

当院お得意の独自の治療=黒目整形=切らない眼瞼下垂手術=NILT法は、ある程度の年齢の患者さんにも、症例の状態と希望によっては適応します。 ところが今回撮影時に、患者さんがお疲れのため、いい写真になりませんでした。まるで失敗に見えてしまいます。上左図が術前、上右図が術直後です。なーんだこれって言われそうです。すみません!術直後には、目を開いていただけない時に撮影してしまいました。 症例は53歳、女性。生来二重まぶたで。目がパッチリしていた。加齢に伴い皮膚が弛緩伸展し重瞼が狭くなってきただけでなく、開瞼も落ちてきた。肩こりや頭痛も伴ってきた。挙筋筋力(=眼瞼滑動距離)は13mmと正常であり、先天性眼瞼下垂ではない。コンタクトレンズ装用歴はないが、慢性的な物理的外力による後天
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2015 . 8 . 7

美容医療の神髄19-歴史的経緯第19話- ”口頭伝承話”その19

そろそろ北里大学医学部を卒業する時期、昭和61年頃の事ですが、昭和51年の形成外科標榜認可と、昭和53年の美容外科標榜認可から10年近くを経ていました。 当初から、美容整形側JSASと形成外科側JSAPSが対立構造でした。広告宣伝戦略とチェーン店展開方式のJSAS側に対して、その広告の違法性と美容医療の指針作りで対抗するJSAPS側の論理はかみ合う訳がありませんでした。 しかしここで、もう一つの対立軸が発生してきました。開業医とチェーン店の姿勢の違いからの対立です。 元来美容医療は、顔を始めとした元の形が一人一人違うのですから、求める理想形は一つだとしても、改良法は人それぞれな筈です。社会的(=経済的や時間的)制約からしても、方法論は人それぞれでな筈です。ですから、一人一人
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2015 . 8 . 7

鼻翼(こばな)縮小術は、ちゃんと定着します。

何はともあれ見て下さい。3年の経過で数字的に定着しています。下図が3年前の術前術後 左図は現在で術後3年です。 鼻翼(=こばな)の幅を最大幅で計っています。術前が40㎜でした。術直後に34㎜まで引き締めました。1週間後には37㎜まで戻りました。1年後に再度33㎜まで引き締めました。2週間で35㎜まで戻りました。内眼角間(目頭の間の)距離33㎜に近づきました。 そして今回計測すると、35㎜で定着しているではありませんか!。さすがに手術の効果は定着したと考えられますよね。患者さんにとっては二度手間になったのですが、糸2本が相互に作用して、保てる様になったのです。実はこの症例の後も、この数字的経過をご紹介すると、この手術を何人もが受けられました。計測により実証させて頂いた本症例の
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