2017 . 5 . 17

キラリ!として可哀想でなくなりました。

今回の症例は典型的な一重瞼で先天性眼瞼下垂症。蒙古襞の拘縮も強く、Puffy eyeで腫れぼったい。若くして前頭筋が常時収縮して眉が挙がっています。まずは下の術前術直後の画像をご覧ください。術前は可哀そうな感じです。術直後はキラリとして普通の顔になりました。普通とは何かは下段出説明します。 症例は24歳、女性。先天性の一重瞼=先天性の皮膚性眼瞼下垂症。挙筋機能=挙筋滑動距離:11mmと低下がみられる軽度の先天性筋性眼瞼下垂症。角膜中心間距離58mm(平均60mm)と離れていないのに、眼裂横径24mmで内眼角間距離36mmと目が離れている。つまり蒙古襞の被さりが多い。その結果蒙古襞が縦に突っ張っている。 術後1週間で抜糸しました。 用手的な下眼瞼圧迫で上眼瞼全体が膨らむので眼
▼続きを読む
2017 . 5 . 16

美容医療の神髄-歴史秘話第90話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その65”「銀座から地方都市へ8:美容形成外科学医」

時空が跳んでしまいますが、先日T.M.先生とばったり出会いました。私は毎週火曜日の夜に銀座院勤務を早く切り上げて大阪に向かい、新大阪駅に20時前後に着きます。地下鉄に乗ろうと歩いていると、10mほど先に見たことのある顔!。目を合わせました。でも普通にカジュアルで地味な格好なので一瞬違う人かもと思っていながら、お互いに近寄りました。私から「仕事?」と声を掛けると、彼も「先生も?」私「名古屋から?」彼は「今日名古屋でした。私大阪の院長ですから明日に備えてきました。」私「僕も毎週大阪院に勤務しているんだ。」お互い早く目的地に向かいたいので、ここまで話して別れました。 すぐに思ったこと、いくらカジュアルにしていても、TVCMであれだけ露出している人が出歩いていて面倒にならないのかな?。そういえ
▼続きを読む
2017 . 5 . 15

上口唇(白唇部)短縮術=鼻下切除術が流行です。4週間の経過を魅せます。

1年程前から流行となった上口唇短縮術の画像だけ羅列します。何故流行しているのか、それはもちろんこのブログでの情報提供活動の賜物です。 ブログは現在のところ、宣伝広告とは見做されません。費用を払ってバナーを作っている場合は広告ですが、当院のホームページやブログは作成費用だけしか負担していませんから、広告宣伝ではありません。あくまでも情報提供です。 そして情報いうよりは、知識を披歴しているつもりです。知識は真実を説明します。事実は画像で提示します。提示許可の症例にはサービスしていますが、こちらで選んでいるのではありません。 もちろんブログに症例を提示する目的は患者さんに結果の良しあしを認識していていただきたいからです。そして経過も予め理解していていただき診療に臨むためのスケデュ
▼続きを読む
2017 . 5 . 15

目の縦横径が小さい。ラインもかくかく。平行型の二重を希望もいろいろ要素があります。

今回の症例はPuffy eye の典型例で、しかも眼窩隔離気味。目が離れていると目が開く訳がないという典型的な症例です。 症例は、25歳の女性。先天性一重瞼で数年前に埋没法をして一応ラインは決めている。とにかく目が離れていてだから開きにくい。二重のラインも自然なカーブに出来ない。2年前に切らない眼瞼下垂手術を受けたがラインは気に入らない。そりゃあそうです。内側がカクっと曲がっている。 今回重瞼線を平行にしたい。下垂は再発したから開きたい。切開してPuffy eyeを解消したい。目頭の拘縮が強いため目頭部が縦に突っ張るのを治したい。いくつかの点を同時に治すなら、やはりいつものやつが適します。 理学所見を提示します。内眼角間40mm、眼裂横径24mm、角膜中心間63mm。挙筋
▼続きを読む
2017 . 5 . 13

この目元では可哀そう。何とかしてあげたい症例。

今回の症例は典型的な一重瞼で先天性眼瞼下垂症。蒙古襞の拘縮も強く、Puffy eyeで腫れぼったい。眼窩脂肪ヘルニアです!。と叫んでしまいたくなる患者さんです。しかも若くして前頭筋が常時収縮して眉が挙がっています。という風に症状の揃った患者さんですから、まず下の術前術直後の画像をご覧ください。術前は可哀そうな感じです。術直後はきりっとして普通の顔になりました。 症例は24歳、女性。先天性の一重瞼=先天性の皮膚性眼瞼下垂症。挙筋機能=挙筋滑動距離:11mmと低下がみられる軽度の先天性筋性眼瞼下垂症。角膜中心間距離58mm(平均60mm)と離れていないのに、眼裂横径24mmで内眼角間距離36mmと目が離れている。つまり蒙古襞の被さりが多い。その結果蒙古襞が縦に突っ張っている。東アジア人特有
▼続きを読む