カテゴリー別アーカイブ: 眉下切開

2017 . 1 . 26

機能的若返りにはなりましたが、次は?。

先々週に黒目整形非切開法を受けられた患者さんの、2週間後の経過写真を撮らせてもらいました。黒目整形はその名のとおりに、黒目の露出を増やす手術です。 症例は58歳、女性。先天的には奥二重だった?。一度埋没法で二重を広げている。ハードコンタクトを30年、ソフトコンタクトを10年装用してきた。LF:挙筋筋力(滑動距離)13mmと先天性筋力低下ではなく、後天性腱膜性眼瞼下垂症ではある。緑内障があり、開放隅角か閉鎖隅角かは不明だったためフェニレフリンテストは回避しました。診察中、ブジーを当ててシミュレーションしてみると、重瞼線を1mm挙げれば弛緩した皮膚を持ち上げられるし、形態的にやり過ぎ感も呈さないことが見て取られた。本症例は切らない眼瞼下垂手術が黒目整形として有用な患者さんだと判断し
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2016 . 8 . 5

何とか眼瞼を若返らせてきた症例。

眼瞼のアンチエージングは難しいのです。いろいろやってやっと若年時に近づいて来た症例です。症例は66歳の女性で、これまで、下顔面と中顔面のスレッドリフトを紹介して来た症例です。上顔面とは、瞼から上部分をいいますから、瞼を若返らせるのが優先順位です。 まず眉下切開で、皮膚性下垂を除去しました。次に切らない眼瞼下垂手術=黒目整形=NILT法を外側だけ行いました。上の画像の如く、外側が下がっていて三角目になっていたからです。術直後は逆三角目になりましたが、これまでも述べて来た様に、いくつかの原因で術直後はオーバーだから、戻って丁度いいでしょうと言いました。 ところが1週間経ても、左は良好なカーブが出来たのに対して、右はやはり外上がりが残りました。更に、左の目尻の上に皮膚が被さっているのが
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2016 . 8 . 3

やっと綺麗に揃った症例。

下の写真から入るとなんだこれ?、って思われますよね。症例は39歳、女性。 経過を説明しないと判りようがありませんよね。まずは眉下切開をしました。皮膚の余剰が主体だからです。その際に両側とも眼瞼下垂状態があったのですが、コンタクトレンズが使用できないと困るので見合わせたのです。 3週間を経て、日程を立てようということになり、来院した際に診ると、明らかに右眼瞼が落ちていて、くぼみ目もあるため、右NILT法、左はそれに重瞼を合わせるためにMT法を予定しました。その際左はNILT法をしませんでした。何故かと思い返すと、右が明らかに眼瞼下垂で、早急に治したいからです。 すると、下の画像の様な結果となりました。 こりゃいかん!。でもよく見ると、眉毛が挙がっている。二重の幅が違うの
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2015 . 1 . 9

2015年もまぶたの診療に邁進致します。Ⅰ

昨年中の一時期、サーバーがダウンしていて、アクセス制限されていたことをお詫びいたします。年末には回復しましたが、年末年始はクリニックが休業していましたので、本年の更新は本日からの再開となりました。っという訳で、遅くなりましたが、「あけましておめでとうございます。」 久しぶりに記事を書くことになりましたので、何をテーマに使用かと考えていたのですが、やはり”まぶた”から書き始めたいと思います。というのも、年末はまぶたの手術に邁進しまくったからです。術前の説明や手術そのものの手技の進行中の確認や、術後の経過観察中に、患者さんとのやり取りをしていて、「まだ医学的知識が浸透していないなあ!」と切に感じたからです。 ただし、手術がぎっしり入っていて、あまりにも忙しかったので、症例を提示してい
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2014 . 7 . 3

黒目整形=切らない眼瞼下垂手術の症例を一挙に4症例!

この半年間に黒目整形を受けられた提示可能症例の中期的結果が4例揃ったので、まとめて提示したいと思いました。建前上は出演料をお出しする形で治療費用を割引して、ブログ提示可能にさせていただいている症例は、患者さんの好意に基づく訳ですから、そんなに多くはないのですが、4症例は選んだわけでなくとも、結果を伴なっていて、中期的結果を再度提示する価値があると思った所存であります。 それぞれの症例の初出ブログにはそれぞれ題名がありますので、頭に載せます。 (1)可愛い女の子には、美容医療を受けさせましょう:3月10日切らない眼瞼下垂手術=黒目整形NILT法なおこの症例では、他にも2年前に眉下切開術と本年2月10日上口唇短縮術を受けられています。もともと可愛いのですが、より可愛く、綺麗を求めてい
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