2013 . 6 . 21

美容医療の神髄Ⅱ-美容外科と形成外科-

今回は、美容外科と形成外科の異同について述べたいと思います。 確かに美容医療において、形成外科と、美容外科は車の両輪に例えられます。私は鳥の両羽と表現しています。「2枚の羽根を道具として飛翔しましょう。」という意味です。 形成外科、美容外科どちらも、形態的な改善を目的とする医学分野です。より美しくすることが目標です。違うのは、対象です。簡単にいえば、身体的に異常な状態を対象とするのが形成外科で、保険診療となります。身体的にも形態的にも正常範囲の状態を、より形態的に向上させる場合が美容外科で、自費診療になります。 例えば、外傷後の変形や、良性でも悪性でも腫瘍を治す時、皮膚表面や皮下などの変形すると目立つ部位は形成外科の対象です。生まれつきの体表変形(いまは奇形とはいわず先天異
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2013 . 6 . 19

美容医療の神髄Ⅰ-私にとっての美容形成外科-

父:「今の時代、美容外科になるのに、大学病院の形成外科でちゃんと研修してからの方がいいと思うよ。」 今から26年前、大学卒業後の進路を父と相談した結果、私は北里大学医学部形成外科に入局することを決めました。実は、その前に父は「十仁病院は新人も採るらしいけど、梅沢文彦院長とは仲がいいからもちろんOKだし。」とも言っていました。私達親子は、二社択一で迷いました。熟慮した結果、父は上記のように勧め、さらに「まあ、大学病院医局に所属するんでも、銀座美容外科でもバイトすればいい。形成外科と美容外科を同時に研修したらいい。」 26年経たいまも、あの時形成外科を選択してよかったと思っています。 当時から、形成外科を研修した美容外科医と、そうでない美容外科医は、お互いにグループを作り、主導
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2013 . 6 . 13

自己紹介

プロフィールは簡略化したので、改めて自己紹介します。昭和34年6月9日埼玉県川越市生まれ。父親は故 森川昭彦で、昭和36年銀座整形を開業。その後、私の初等科入学と同時に、家族で東京に移住。 昭和55年北里大学医学部に入学。昭和61年卒業。 昭和62年北里大学形成外科・美容外科に入局。形成外科をトータルで4年研修、麻酔科、外科、整形外科、救命救急科をローテーション研修した後、平成5年に日本形成外科学会認定専門医を取得。その後は、多くの関連病院で形成外科医長、部長として、診療に邁進した。 同時に、父:森川昭彦が開業する銀座美容外科医院で、美容外科診療の修業を始めた。平成10年に父が体調不良のため銀座美容外科をフルタイム診療したが、回復したため、翌年北里大学医学部で研究をさせても
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2013 . 5 . 28

ブログ開始します

生涯一美容外科医: 森川一彦 MD, Ph.D のブログが開始します。 形成外科学会認定医として、美容外科学会専門医として、多くのクライアントに対する美容医療に携わって25年。これまで、随所でより良い美容医療について発信してきました。以前にはブログも掲示していましたが、こちらに勤務してからは、中止していました。 今回、大阪いけだクリニックでの症例が集積したので、随時発信していきたいと思い、ブログを開始します。
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