今回の症例は17歳、女性。典型的なPuffy eyeです。開瞼不良という機能障害が見られるわけですから、だから可哀そうなのです。もちろん症例の患者さんは、幼少期から開瞼不良というか目が小さいのは自覚(もちろん他覚的にも)していた。挙筋機能は12mmとやや低下。フェニレフリンテストでは、開瞼の強化が見られない。眼裂横径:24mm、内眼角間距離38mmで蒙古襞が目頭を隠し、内側の白目の面積が外側の白目の半分しか見えない。いつものやつ!。一辺4mmのZ-形成術による眼頭切開を蒙古襞による拘縮解除術 を兼ねて施行し、眼瞼下垂症については、重瞼術が必須で脂肪を除去するおよび、挙筋を強化するLT法を追加しました。Puffy eyeの原因である眼窩脂肪は焼灼によって減量しました。術前術直後の画像を比較すれ
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黒目整形=切らない眼瞼下垂手術=NILT法は、後天性瞼膜性眼瞼下垂に効きます。でも今回は・・?!
本症例は何をしたいか一目瞭然ですが、Laterallity:片側差=左右差が明瞭で、しかも動的形態にもLaterallity があり、完全な対称性を作り上げられなかった、いや望むべくも無い症例です。
症例は47歳、女性。右有位に眼瞼下垂、くぼみ目、左右とものくぼみ目から左も眼瞼下垂です。ついでに下眼瞼の目袋は眼瞼下垂により増悪していますが、眼瞼下垂を治しても治りきらないと予想されますから、目袋の下の溝=頬瞼溝をPRPで埋めます。とにかく画像を提示します。
術前切らない眼瞼下垂手術の術直後術後約1時間、下眼瞼のPRP後術後1週間
まあ手術による改善の結果は判り易いと思いますが、Laterally は残りました。1、くぼみ目は左は消失したのに右は軽快したとはいえ残っています。2
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鼻翼縮小術の症例も続いてます。術後2週間でどうなった?。
このブログで鼻翼縮小術の症例を何例も提示しているだけでなく、数字的に計測し、正直に提示してきたからでしょう。また、寄せる手術方法と切り取る手術方法の適応選択についても何回か(口を酸っぱくさせて)説明してきたからでもありましょう。鼻翼縮小術の症例が増加中で画像提示の許諾を頂ける患者さんが、多くいらっしゃいます。症例は多いほど皆さんの参考になりますから、大変ありがたいことです。
症例は25歳、女性。鼻翼最大幅35mm。内眼角間距離32.5mm。7年前に他院で、鼻翼を外から切除する手術を受けている。ですから、鼻翼が丸く張り出してはいないのですが、幅は小さくなっていないとのこと。取りすぎてはいないようで、ペチャンコなウサギ鼻にはなっていないのは幸いでした。さらに傷跡が結構目立つのが気になるとの
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片側の黒目整形で合わせたい。経過を追いましょうⅧ→3か月ぶりの修正で完成としますか?。。
既に何回か症例提示してきた患者さんですが、微妙な修正点を触りました。よーく見てください。このような変化を求める患者さんに対応できるのが私たちの優位性です。ただ、片側例で、対称性を得るのがこんなに難しいという症例でもあります。
早速今回の画像を提示します。
今回は重瞼線がわずかに高いのを修正することになりました。画像は開瞼時であくまでも見かけ上の重瞼ラインの問題です。上記画像を見れば判るように、左右の重瞼線が違います。具体的には、左の中央付近が広いというか強く挙がっているのが問題点です。
この状態に対しして、中央の糸を一回外して、1mm下に掛け直しました。術直後には局所麻酔と腫脹により逆に挙がっていますが・・。
1週間後には腫れが取れて、ラインが揃いまし
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日本形成外科学会に参加しました。
4月13日から15日の三日間、日本形成外科学会の第59回総会が福岡でありました。
私は仕事の都合上、2日間しか参加出来ませんでしたが、勉強には成りましたし、多くの友人に久し振りに会う事ができました。
ところが、地震です。福岡もかなり揺れて怖かったでしょうし、交通機関が混乱していますから皆さんお困りでしょう。実は私は2日間だけ参加して、14日の夕方に新幹線で大阪に向かったので、大阪に着いてからニュースで知ってビックリしました。
学会は14日夜には、参加者の懇親会があったはずですが、終わってすぐの時間です。参加者の皆さんが、酔っぱらって危ない目に遭わなかったか心配です。
私は5年前の東日本震災のときも遠方に居り被害に遭わなかったのです。毎回申し訳ない気がしますが。今回は熊
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