2016 . 3 . 18

美容医療の神髄42-歴史的経緯第42話- ”口頭伝承”:父は美容整形屋、私は形成外科医。自分史話へ”その19”

茅ヶ崎徳洲会総合病院での形成外科診療を紹介する事で皆さんに形成外科医療の真髄をお示ししようと思いました。形成外科とは何かを、一般人が知らないのが残念です。これは美容整形屋どもの妨害工作ではないか?、それとも、形成外科領域の医師の啓蒙不足が資金不足から来るものか判りませんが、一番判っていないのが他科の医師達と、マスコミです。未だに美容整形とほざき、美容外科と形成外科の区別もつかない奴らに教育の意味も込めて紹介します。 底で症例のカテゴリー分けをしてみようと思ったのですが、長くなりそうなので、今回要述します。例によって、日本形成外科学会の当時の認定医のカテゴリーに沿います。 1、新鮮外傷、新鮮熱傷;結構ありましたが、全身管理を要する様な重篤な症例は年に数例でした。ただし重症患者は救急
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2016 . 3 . 18

大韓民国で手術のライブデモを解説してきました。

先週の土曜日と日曜日に韓国に新しい手術法のデモを見学に行って参りました。とはいえ、特に目新しいものではなく、オーソドックスな眼瞼切開手術を4例拝見しました。まあ復習になってよかったかと思います。私達は形成外科を長年研鑽しつつ、美容外科の診療経験を積んで来たので、本邦では眼瞼の切開手術の領域の最先端を行っているのです。 修了症を授与されてやっと終わった2日間でした。 大韓民国は1996年に通貨危機となり、IMF(世界銀行)からの融資を得て経済を回復させました。それまで、日本からの借款、USA(国連軍?)からの軍事援助を受けていましたから、漢口の奇跡と云われる程の経済発展を遂げて来たのですが、限界が来たのです。 融資を受けたら返済する為の経済発展を求められます。もちろん財閥が牽
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2016 . 3 . 17

鼻の手術なら、私達に任せてよ!2週間でイケてる。

2週間前に外鼻形成術の改良を行った症例です。相変わらず画像ソフトが調子悪くて正面像の比較しか出来ない事をお詫び致します。 先ずは画像から。下左写真が術前、中が1週間、右が2週間です。 これだけでは何が変わったのか、判らないかも知れません。もう一度説明します。 今回の症例は27歳、女性。18歳時にS美容外科でI型プロテーシスによる隆鼻術を受けている。自覚的に次第に短縮してきた。太い思うとの訴えで来院されました。 他覚的には⑴棒状でその割に鼻根が低く、またプロテーシスが上も下も短い。⑵鼻稜が太い。⑶鼻尖が上向いて、その下が平らで、鼻尖が角張っていて、横四角形。⑷触診すると骨膜上に入っている。そこでプロテーシスを作り替えて、軟骨2枚でダイアモンド型の鼻尖を形造りまし
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2016 . 3 . 17

眼頭切開が評判です。当院独自のZ-形成法による蒙古襞解除術はこのような症例にも使えます。‐1週間後の経過‐

立て続けに当院の売りであるZ−形成法による目頭切開=蒙古襞の拘縮解除術をご紹介してきました。いかに素晴らしい結果かは画像が教えてくれます。 先ずは術前=3年前に他院でズレたW−形成法での目頭切開術を受けられています。ゼーンゼン数字が伴っていませんし、挙がっていません。 引き続き拡大像をお示しします。術後2週間です。 近接像です。 内眼角間距離は計算通りに36㎜となりました。画像上ではいい感じのサイズに変化が見て取れます。内眼角間距離は一つの数字的な目安に過ぎませんが、目安なしにはデザイン出来ません。数字的に言えば、理想のサイズである右眼裂横径:内眼角間距離:左眼裂横径=30:30:30㎜の人はアジア人では滅多にいません。これまでに2人だけ見た事があるだけです。ちなみに
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2016 . 3 . 17

当院の眼頭切開術はすべての日本人に適応します。形態改善の目的はちょうどいい。

この数種間に症例提示の承諾を頂ける患者さんが頻出されました。目頭切開が続いています。要するに症例提示を見て「私も私も!」と芋づる式に希望されるからでしょう。良好な形態を作れて経過を正直に提示して来たからと自負しています。皆さんに悦んで頂いているので、私達としても嬉しい限りです。 症例の2週間目の提示を致します。 上左が術前、上右が術直後です。 上左が1週間の抜糸直後、上右が2週間で経過を見せて頂きました。 画像上術後しばらくは開瞼が不良とに写っています。痛いのでしょうか?、突っ張るのでしょうか?。目頭切開=蒙古襞の拘縮解除術は、開瞼を阻害する皮膚の突っ張りを無くす事が主目的であると、これまで何度も言い続けてきました。なのに、術直後は腫脹と創の痛みで開き
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