2017 . 12 . 21

口角挙上術単独で提示してきた症例ですが、上口唇(白唇部)短縮術に到りました。

口元の手術が流行っています。白唇部の長さは15㎜以下が理想とされていますから、上口唇短縮術の手術適応決定は容易です。白唇部切除は鼻翼〜鼻柱〜鼻翼だけを短縮しますから、口角が相対的に下がる事になるので、口角挙上術を併施する場合が多いのです。でも手術の侵襲度が違います。白唇部切除術後1週間は腫脹が強く、表情筋のダメージに因る運動低下も2週間かかることがあります。対して口角挙上術は内出血することはありますが、腫脹は軽度で、運動痛はあるけれど、運動制限は軽度です。そこで日程的に時間差を取って順次手術を受ける患者さんも出てきました。今回の症例の患者さんも口角挙上術を先行することになりました。そして今回二次的に口角挙上術後約3週間で上口唇(白唇部)短縮術に到りました。 症例は25歳の女性。口唇長=
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2017 . 12 . 20

下眼瞼付近の若返りにはPRP療法が最適です。

症例は49歳、女性。バギーアイに対して数年前に下眼瞼の手術を受けたが、下眼瞼眼窩内の膨隆が無くなったのに眼窩縁より下に眼窩脂肪が落ちた症例です。とにかくバギーアイが下方移動しただけで、袋が見えます。もう一度切開する予定は立てられないので、目袋の下の溝を充填して目立たなくしましょう。 局所注入法ですが、PRP療法が最適な方法です。 治療前治療直後1週間後 目隠しの為にお絵描きソフトに取り込んだら画像の解像度が低くなってしましました。ぼろい!。 でも見るポイントは説明します。目の下のクマと表現する人が多いのですが、下眼瞼の色が濃いのには三つの要素があります。一つは色素沈着。二つ目はうっ血に因る紫色。三つ目が下眼瞼が弛んで膨らんで、その下に影が出来るから黒いのです。
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2017 . 12 . 20

鼻翼縮小術埋没法は楽です。

症例は50歳、女性。埋没法による鼻翼縮小術の2回目の症例です。先ずは画像をご覧下さい。 上の列は術前。方向を変えてみましょう。 上の列が術直後。明らかに変わってお悦びです。 鼻翼縮小術はサイズが問題です。アジア人は鼻が低いのですが、実は幅があるから、3次元的に見るとより低く見えます。中学校で習った縦横上下の軸を頭の中に書いてみましょう。アジア人の外鼻は上下にも短いのですが、中顔面が短いので仕方なく、鼻根が低いと外鼻の全長が短く見えます。最大前後長(縦軸)は短いのは下から見れば判ります。最大幅(横軸)は鼻翼の幅です。 白人では縦長が横長より大きい人が多いのに対して、アジア人では縦長より横長が大きい人は滅多に居ません。人の目にはやはり、縦横比が三次元的に認
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2017 . 12 . 19

口周りの手術の際には鼻の修正も。

口周りの手術が流行中です。でも今回の症例はオプション付きです。多く行われてきたのは上口唇(白唇部)短縮術と口角挙上術の併施ですが、最近では口角挙上術単独からの方が受け易いので、何例か画像提示もしました。上口唇短縮術単独症例も少なからず行いました。そして、鼻翼縮小術を同時施行する症例もあります。鼻翼縮小術は外側切除の適応と、糸だけによる埋没法と、内側切除法の適応をよく検討する必要があり、他院で間違えられている症例が散見されました。本症例はその一例です。その理由はこれから書いていきます。鼻は口の上ですから、セットで形態を考えるべき部位なのです。 症例は28歳、女性。上口唇短縮の希望が主訴です。既往歴として、他院で鼻中隔延長術を受けたら曲がったので修正した、ら今度は結局鼻尖が上方に戻った。顔
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2017 . 12 . 18

美しい人は口周りで品性を挙げて、振る舞いも艶やか

口周りの手術が多くて楽しいです。ブログに載せる症例が多いからです。ブログを見て、患者さんが安心して落ち着いて術後をやり過ごせるから経過が早いのです。最近術中から言い含めますが、精神的な安心感は体調を安定させて、術中の出血や術後の腫脹を軽減させます。そして術後2週間に本症例の患者さんは美しく装って来院されました。今回術後2か月を経ましたが、更に美しい。内面的に美人で、毎回美しい所作で来院されます。外面的な美人度は75点だったのが、現在75+5×4=95点とします。現時点での5点マイナスは、創跡が落ち着いていない分を引いています。 口周りとは、口の上と下ですが、口の上は言うまでもなく白唇部で、毎日の様に白唇部切除術を行なっています。口角は付随して同時に挙上する事がほとんどです。更に白唇部は
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