切らない眼瞼下垂手術=黒目整形=NILT法は私達にとっては定番定式の手術です。確かに結果がいい。こんなに綺麗で、明るく、若々しい雰囲気が作り出せます。年齢を感じさせません。サバ読めます。
なのにい~、他院で真似ッ子のナンチャって切らない眼瞼下垂手術をしているクリニックがあるようです。最近関西では林立しているようで、「効いて無ーい!」と訴えて来院される患者さんが増えました。患者さんは調べて、さすがに本家の当院を知る機会があるようです。これもブログとホームページでの私達の啓蒙活動が実っていると考えれば嬉しい限りですが、「いい加減はいけねえよ!」(急に江戸弁になる東京人)と叫びたくなる日々です。
症例は51歳、女性。これまでいくつかの美容外科医院で治療を受けています。私も何点か治療して
▼続きを読む
美容医療の神髄-歴史秘話第62話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その38”「相模原編4」
本題に戻り、私達の研究の話題です。研究とはいえ、美容医療の臨床に活かせる有益なテーマです。眼瞼の検体を7体いただけることになりました。それをどう研究に活かすかを、教授と共同研究者の山本先生と議論しました。山本先生は8年目に茅ヶ崎徳洲会総合病院でレジデントとして一緒に働いた四年下の医師で気心が通じていて、願っても無い共同研究者です。解剖学教室を使わせてもらうのと人員を借りるので解剖学教授も共同研究者として申請します。
では眼瞼の検体を使って何をするのか?。こういうときは論文の書き方を使います。目的(仮説)、方法、結果、考察、結論という流れで考えていくことになります。つまり予めシナリオを頭に浮かべてみる。先に結論まで想定することで、そこまでの道筋を設定していくことになります。相手は科学です
▼続きを読む
▼続きを読む
片側の切開法眼瞼下垂手術=黒目整形を希望された。蒙古襞の拘縮が目立つからいつものやつ。当然両側したくなります。
何故この手術の組み合わせばかり多いのか?、理由は二点あります。まず結果がいいから。そしてその中期的経過をブログで提示してきて、皆さんがご覧になり、経過も理解して来院されるから。もう一つこの組み合わせでは、保険診療での眼瞼下垂手術に、自費の目頭切開の組み合わせなのです。料金的にサービス出来ます。ブログ提示の承諾をいただくとさらにプライスダウン出来るからです。ここだけの話ですが、保険3割で約5万円+自費で28万円+消費税が21万円+消費税くらいにまで下げます。
敢えて言うなら組み合わせ手術をすると、私も患者さんも楽です。約1時間半+45分の手術が2時間位でできますから、時間短縮効果があるためサービスできるのです。さらに道具や材料や薬の用意も一回で済むから料金をサービスできるのです。その結果
▼続きを読む
▼続きを読む
生涯一美容外科医が天命の切開法に眼頭切開=蒙古襞の拘縮解除術に邁進しています。脂肪処理後の経過。
いつものやつ、切開法による眼瞼下垂症手術とZ−形成法による目頭の蒙古襞拘縮解除術を併施しています。ご覧の通り、Puffy eye ですから、どうやって処理するかも加わります。とにかく開瞼を向上させることが求められます。今回は1週間の経過画像を提示したく前回のコピペで説明します。
一重瞼による皮膚性眼瞼下垂症が主体です。厚ぼったいのは皮膚眼輪筋では無く、眼前に被さっているからです。横径は小さく、蒙古襞も被さり、目頭から斜め上に突っ張っています。さて脂肪ですが、二種類あります。皮下の脂肪はありません。眼輪筋下の脂肪をSOOFといいます。厚い人(約5㎜)から薄い人(筋膜上の繊維だけ)まで個体差は大きいです。少なくとも手術時には眼輪筋と一緒に切除します。眼窩脂肪は眼球を包んでいる脂肪です。上
▼続きを読む
▼続きを読む
眼の開きが強いのがお好き?、二重が広いのがお好き?、ついに完成をみました。
本症例は面白かったので初回から再掲します。過日完成をみました。開瞼向上と重瞼線の改良をバランスよく手術していくことが肝要であることを提示する症例です。
最近他院で埋没法が行われた後に物足りなくて、当院で切開法を敢行しました。開瞼の向上という結果は出ましたが、左右の微妙な開瞼の差と瞼縁のカーブという形態と機能の問題。前頭筋収縮の非対称、影響して重瞼の非対称が無いとは言いません。
素直に認めて、でもサービスを込めて修正してきました。今回も見える修正点を埋没法で左右1本ずつ、黒目整形を加えてみました。
上の画像が術前術直後です。両眼共に画像上で開瞼が向上しています。もしかして患者さんが力を入れてくれたのかも知れません。
でもよく見ると右に比して左が弱い?。下の近接像
▼続きを読む
▼続きを読む