2016 . 6 . 22

Jリフトとは、Jowl:あごの垂れ下がりのスレッド:糸による引き上げです。予告編

今回は、スレッドリフトの症例の画像を供覧しようと考えました。これまでも、何回か載せてきましたが、今回の症例は若年患者で効果が見えるので、みなさんにも画像上の興味が高いのではないかと思われます。 実はスタッフですから、若い医師の練習でもある訳で、コストもないのでイヤイヤやっているのですが(嘘です。)、逆に言えばよくならなければ、毎日グズグズ言われるので、実はこっちも気合が入ります。 若年者でも、下顎のラインの、口角の下の後ろにたるんだ皮膚、皮下脂肪が乗っかってきます。口角から下顎にかけての溝は俗にマリオネットラインと呼ばれます。あやつり人形の割れ目の線を例えています。この溝には靭帯があって落ちてきた皮膚皮下脂肪は堰き止められます。だからあごのラインが凹凸になるのです。この膨らみを英
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2016 . 6 . 17

先日のJAASで実演手術させてもらった症例の患者さんに提示をお願いしました。リフトの症例

JAASでのライブ手術の症例患者さんの提示を承諾いただきました。当日の流れを追って載せます。 まずは午前中に講義というか手術の説明をします。みなさんご存知のことと思いますが、今回は池田先生が急病のため私が代演することとなったので、これまでの症例の準備等も間に合わなくて、講演での症例供覧は2例しかありませんでしたし、詳しい学術的考察も用意できませんでしたので、15分だけでした。 まずは手術前と手術直後の画像を並べます。効果はいかがでしょう。 午後にクリニックに移動し、デザインから始めます。今回はこめかみを1センチ幅切除するリフト。同時にJ-コグを挿入し、さらに鼻唇溝の外側の超音波脂肪吸引を加えます。 上左図はペンでの切開線のマーキング中。
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2016 . 6 . 15

先日のJAASで実演手術させてもらった症例の患者さんに提示をお願いしました。外鼻縮小の症例。

私達の主宰しているJAAS;Japan Anti-aging and Surgeryは学会とは違って、ライブサージェリーを主体とした勉強会です。午前中に会議場で講義してその日の手術を説明した後に、午後にクリニックで手術をするのですが、ベテランの医師数名には手術室にまで入ってもらい、手術の進行にしたがって、術者と直に手術の機微を語り合い、会場とはインカムで繋ぎ質問を受ける事が出来るという、参加者に取っては面白いけれど、術者に取っては面倒な事この上ない勉強会なのです。術者は手と耳と口を同時に動かす必要があり、そのため脳は同時に三つの働きをコントロールしなければならないから、聖徳太子になった様な気がします。 今回の症例は鼻の手術ですが、いつものやつ;鼻翼を糸で締める縮小術に加えて、鼻尖を注入
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2016 . 6 . 15

眼頭切開=蒙古襞による拘縮解除術=Z-形成法は黒目整形の一部で、切開法による眼瞼下垂手術も黒目整形の一種です。殺到してます。

当院の売り!、黒目整形が大流行となっています。本来、切らない眼瞼下垂手術を皆様に浸透させるために命名したのです。切らない眼瞼下垂手術NILT法は、適応を間違わなければこんなにいいものはありません。しかし、適応が限られる。戻りもあり得る。もう一つ黒目そのものを大きくするのではないのに、考え違いしている患者さんがいらっしゃるので説明が大変なのです。 こうなれば、定着する切開法も黒目整形の一種だと主張し、さらに眼頭切開=蒙古襞の拘縮解除術=Z-形成法も黒目整形の一種だとしてしまおうと考え、今回提示症例とさせていただきました。 症例は、24歳、女性。先天的には一重まぶただった。昨年他院で埋没法を受けて奥二重っぽくはなっている。でも御覧のように皮膚が余剰で眼窩脂肪の膨隆も残る。LF:挙筋滑
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2016 . 6 . 13

眼頭切開=蒙古襞による拘縮解除術=Z-形成法は黒目整形の一部で、切開法による眼瞼下垂手術も黒目整形の一種です。

当院の売り!、黒目整形が大流行となっています。本来、切らない眼瞼下垂手術を皆様に浸透させるために命名したのです。切らない眼瞼下垂手術NILT法は、適応を間違わなければこんなにいいものはありません。しかし、適応が限られる。戻りもあり得る。もう一つ黒目そのものを大きくするのではないのに、考え違いしている患者さんがいらっしゃるので説明が大変なのです。 こうなれば、定着する切開法も黒目整形の一種だと主張し、さらに眼頭切開=蒙古襞の拘縮解除術=Z-形成法も黒目整形の一種だとしてしまおうと考え、今回提示症例とさせていただきました。 症例は31歳、女性。チェーン店系でこれまでに3回埋没法を受けたが戻ってしまう。保険で切開をすすめられたがチェーン店系では危ないので、形成外科を標榜している当院を探
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