2016 . 3 . 4

鼻の手術なら、私達に任せてよ!

今回の症例は27歳、女性。18歳時にS美容外科でI型プロテーシスによる隆鼻術を受けている。 自覚的に次第に短縮してきた。太い思うとの訴えで来院されました。 他覚的には棒状でその割に鼻根が低く、またプロテーシスが短い。鼻稜が太い。鼻尖が上向いて、その下が平らで、鼻尖が角張っていて、横四角形。触診すると骨膜上に入っている。 そこでプロテーシスを作り替えて、軟骨2枚でダイアモンド型の鼻尖を形造る事を提案しました。今回は先ず、取り出したプロテーシスを画像提示します。 ご覧の様に太く、短く、しかも硬い。前医は一生懸命作ったのでしょうが、美容外科的センス、形成外科的素養に欠けるのでしょう。ちなみによく取り出す、S美容外科のプロテーシスの色です。 その為、術前の形態が格好悪い
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2016 . 3 . 3

鼻翼縮小は計測が生命−1週間で経過観察中。患者さんは大満足。私も安心して診ています。−

1週間前に切らない鼻翼縮小術を行った症例の経過をお知らせします。 術前は鼻翼幅39㎜ 手術直後幅35㎜ 翌日幅37㎜ 1週間後37.5㎜ 今回は数字を提示するに留めます。 次回どれだけ戻っていくか?、止まるか?。それが問題です。「これで丁度いいです。」と、患者さん。さあて、数字がお楽しみ。次週止まる事を期待します。
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2016 . 3 . 3

当院の眼頭切開術はすべての日本人に適応します。形態改善の目的のみならず、機能改善の目的ですから!

今回の症例は、23歳、女性。二重瞼で、挙筋筋力もLF13mmと充分ですが、37/24末広型の二重瞼のラインを平行型にしたいとの希望で、来院されました。 とにかく術前と術直後の画像を提示します。美容的な改善は明らかです。その上眼裂も大きく見えます。さらに二重のラインを目頭まで出せて、平行型に出来ました。 実際には術直後は局麻の影響と疲労で開瞼の向上がはっきりとは見られません。ただし、黒目の内側の隠れ方が違います。術前は黒目の上にかかるまぶたの縁が斜めなのに対して、術後はほぼ水平です。それだけ黒目の露出面積が増えたということです。 当たり前ですよね!。目頭切開=内眼角部の蒙古襞による拘縮解除術は黒目整形の効果を与えます。術前の画像で見ると判ります様に、目頭に縦方向の弓状
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2016 . 2 . 25

美容医療の神髄40-歴史的経緯第40話- ”口頭伝承”:父は美容整形屋、私は形成外科医。自分史話へ”その17”

私の歴史でなく、美容医療の歴史を書いてきたはずですが、私の医師7年生の時点で形外科医として深く入れ込み始めた話が続いています。繰り返しになりますが、その後美容外科医療にも入れ込んでいくに当たって、形成外科医としてのスタンスが有用性を表してきます。9年生からはさらに美容外科にも深く携わります。6年目からの銀座美容外科でのお手伝いから、そこを足場にいくつもの美容外科院に修行に行くことになるのです。とはいえ、7年次8年次の茅ヶ崎徳洲会総合病院形成外科での診療、教育、認定医試験の日々は、今でも楽しく思い起こせます。引き続き時計を戻して7年次8年次の話題を続けます。 先週は日本形成外科学会認定医試験のために提出した詳細な手術10症例の説明をしました。形成外科医療の基本の説明になったと思います。病
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2016 . 2 . 23

美容医療の神髄39-歴史的経緯第39話- ”口頭伝承”:父は美容整形医、父と私は美容外科医、私は形成外科医。自分史話へ”その16”

7年次の話をしていたら、日本形成外科学会認定医試験の提出症例の説明に繫がりました。それまでの6年間と提出までの7年次前半までの症例が使用可能ですが、主に5、6年次と7年次に高度症例が集積します。当時の日本形成外科学会の認定医症例のカテゴリーは11区分で、そのうち最低8区分を入れる10症例が条件でした。 そこで、学会HPからカテゴリーを引用し、私の提出した10症例の説明をします。前々回提出症例の記録を見つけてブログに載せようと思ったのですが、紛失したので記憶の範囲で載せます。 症例1、カテゴリー(C)1、新鮮熱傷(全身管理を要する非手術例を含む);5年次の北里大学救命救急センターで受け持った、9歳児の下半身50%の2度深達性熱症。ご存知の様に小児の熱傷は後遺症も高率で、免疫が発達し
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